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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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にゃんこがらみの話が続くわけじゃなくて、今頃の時期にはこういう季語もあるんだって知って興味深かったので使ってみました。
そういえば、あんまり猫のその手の声に悩まされた経験ないなぁと。
…とか書いてたんですけど、うだうだしてたら時期的にぎりぎりアウトかもしれないというオチ。
またなのか、私…orz
 

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目覚めたばかりだというのに押し寄せてくるこの気だるさは、昨夜の夢寐の出来事のせいだろう。
現実ではあり得ない彼の訪いとそれに歓喜する己がこころと。
それが甘美であれば有るほどに目覚めとともに襲い来る虚しさは計り知れない。
未だに昨夜の夢の残滓が日常に立ち戻ることを拒み、なす術もない我が身は、床から起き出すことも出来ずにいた。
…本当に馬鹿げた話だ。たかが夢だと言うのに。
そう言い聞かせても、笑い飛ばせないほどに、それを切望する自分がいるのだ。

脳裏を掠める夢の断片。
熱病にうかされたかのように火照る身体をもてあましながらも、なおも貪欲に求めるため腕を伸ばす。
その手を力強い腕が掴んで引き寄せた。
互いの熱を交わす程の距離は無上の安堵を与えてくれる。
あの幸福感が続くのならば、永遠に目覚めなど要らないと。
掛け布の下、腕を伸ばせば、哀しいほどに冷えた感触を伝えてくる。そこに誰も居なかったことを知らしめるように。

屋根の上からだろうか、胸を抉られる程の哀切を帯びた声が響いていた。
それはこの季節特有の猫の求愛だった。おのがこころの求むるままに、ただひたすらに。たとえ応えがなかったとしても…。
鳴き声だけしか認識できぬ床の中、かの猫の孤独が今の自分ときれいに符合した。
否、彼とは決定的に異なること。
嗚呼、身の内を焦がさんばかりのこの想いを声にすら出せぬ我が身は…。



タイトルありきで書くことは殆どないんですが、これはひどい…(笑)。
あえて該当カテゴリに入れていないので、何ぞやという場合は反転してみて下さい。


ちなみに、はがねの傷←医者のつもり。もはや誰これ状態なので、こっそりばらしてみました。

 

 
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