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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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待ち遠しかったのに、読んだ後はまた嵐が去ったような感覚で、本当にもう終わりなんだなぁと思わざるを得ない戦いでした。各方面、いろいろいろ。
早く続きが読みたいけれども、終わってほしくないというなんか複雑な心境です。
とりあえず、感想とはいい難い感想いきます。そして、いつものごとく多分なる私情込みです。


とうとう若返って気力体力充実のおとうさまの快進撃開始の105話。
居並ぶ人柱たちの錬金術による反撃の手を完全に遮断しての周到ぶり。
アメ国の人口約5000万人分の魂を加え、神をも手中にする彼は擬似太陽までもおのが手で作りその強大な力を見せ付ける。
でも、神をも飲み込んだというのに、つくり出すものが「擬似」というのがどこまでも皮肉だと思わせるおとうさま。
造られた身では、どこまで本物に近づこうとしてもそれを超えることはできないというのをまざまざと証明しているようで。後塵を拝するということはそこから何を生み出そうとも二番煎じでしかないのかなと。
そして、理不尽に奪うことで手にした国民の魂もまた、わずかな間で本来の主の元へと返ってゆく。
遠大なる野望の一角を敢え無く崩されてしまうおとうさま。それでも、未だ取り込んだ神はその手の内にあって。
…そういえば、前回勢いこんでと読み進めていたのであんまり意識していなかったのですが、ここで言う「神」ってなんでしたっけと。
万物の造物主たる神が実体化した存在として描かれているわけじゃないと思うのですが、ならばおとうさまの取り込んだ存在って何なのかと。今更我に返ってみました。
えーっと、惑星の扉とかあれはまた別物なんですっけ?あれで引きずり出したのが神?…やはり理解できませんでした。
ふと思ったのですが、おとうさまがなりたかったものって神じゃなくて人間なんじゃないかなぁ。だとしたらとんだツンデr…すみません。
とにかく、アメ国人の魂5000万人分を失ってもなお、おとうさま無双な訳で。
頭上からの攻撃を防ぐだけで精一杯のホーパパをあざ笑うかのように足元からも容赦ない攻撃が繰り出される。
その無情なる波動から皆を守ったのが手負いのメイちゃん。
もう、この子頑張りすぎです。メイちゃんの傍らで必死にすがりつくシャオメイがいじらしい。
本当は静養していなくちゃいけない位の大怪我だと思うのに。
不老不死の身体を手に入れても大切な人を救えなかった皇子は、政敵であり生身の身体である少女のこの奮闘をどんな気持ちで見ているのかと少し気になったりしました。
というか、皇子そこで吃驚してる場合じゃないんじゃないですか?
とりあえずこの場での出会いが彼らの軋轢を取り去ってくれればいいなと思います。
強欲皇子は全身硬化しておとうさまの足元掬ったりはできないものなのかなぁ。多分炭素云々でどうにかなる力でもないんだろうと思うけど。メイちゃんあんなに頑張ってるのに…!と思うとすごくもどかしいです。

場面は変わって、人知れず死闘を繰り広げるスカーと大総統。
相手は手負い、それなのに新たに得た再構築の力をもってしても勝負はつかない。
閃く白刃のもと憤怒の声が響く。信ずる神の教えに背く男に、神など居なかっただろうと。
父は神の存在をこの身に取り込んだというのに、息子たる憤怒は神を信じていないんですね。
しかし、天からの一条の光がほんの一瞬、彼からその並外れた動体視力を奪ったのは、偶然かはたまた何かの意思なのか。
刹那、破壊の右手は相手の両腕を捕らえ、剣もろともに吹き飛ばした。
勝負は決したかに見えたけれども…大総統の刃を口に銜えての反撃はすさまじく、スカーにも深手を与える。
しかしそれ以上の力は無く、長くこの国に君臨してきた男にも終焉の時が近づく。
それにしても、あの場でに祖父を奪われたランちゃんが現れるという展開が凄いですね。そして彼女もまた復讐を果たすことは無くて。
愛するものに残す言葉は無いのかと問うランちゃんに、そんなものは無いと言い切る大総統。
妻を顧みないのは信じているからという、そんな彼の想いの丈にしみじみと感動しました。
どんな言葉を尽くすよりも、確かな信頼が見えるような気がして。
せめて奥様を救って欲しい、叶わないなら言葉だけでもとか考えていた自分が浅はかでした。
そして、きっと婦人は大丈夫だと。だって、他でもない一国の王が選んだ女性なのだから。
すべて決められたレールの上を歩いてきたという彼の、唯一の不確定要素がご婦人の行動で、そんな意外性を目の当たりにしてこの人が少しでも心安らぐ瞬間があったならば、そんな救いを祈りつつ服喪に変えたいと思います。

最後に。大総統との死闘に決着をつけ、兄の残した錬成陣を発動に成功したスカー。
その胸中はひどく複雑で。この人がどこに向かうのか、それはこの物語でもっとも見届けたいことのひとつなのですが、いまの所本人もまだ迷っているようで。
なんとなく安心してしまったのは、きっとすべての心の澱を流して変わりおおせた…という展開にならなかったからだと思う。
そんなに簡単に心の傷は癒えないし、そうして忘れてしまえるものでもないから。
それでも彼が「憤怒」に打ち勝ったというのはまた何かの暗示でもあるのかなぁと。
なんにせよ、分からないならば探すために流れてゆくのもいいんじゃないかと思う。そのためにはまず生きて帰らなくちゃと。
ランちゃんには、応急処置を切望します。とりあえず、止血しておいてあげて…!

いよいよ次号から主人公たちの反撃開始ですね。
もう本当に終わりが見えてきていて寂しくて仕方ないわけですが、どうか皆無事で居てとそればかり祈ってしまいます。
…グリさんどうなるんだろう。立場的にとっても不安定だと思うけれども。
そしてまた一ヶ月、と。長いですね。
 

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以下、ホーパパのカウンターと兄者の国土錬成陣発動のタイムラグが気になった人の妄想です。



意識が戻ったときに感じたのは、とにかく苦しくて仕方がないという一言に尽きる。
息苦しいとか重苦しいとかそういったものとは違う、心が臓腑ごと押しつぶされるようなそんな苦悶だった。
これが所謂生きた魂を石にするとかいう術なのかとぼんやり思いながらも、胡散臭そうに見えいた、あのガキ共のの親父がうまいことやってくれたことに安堵する。
全くこんなところで野垂れてたまるものかと、拳を握りつつふら付く足を踏みしめて立ち上がった。
一足先に目覚めていたらしい連れの男が揶揄するように声をかけてくる。
「お、気付いたかチョロひげ」
「ええい、ヨキ様と呼べこのキメラがっ!」…そう、びしっと強く言って聞かせようとしたが、悔しいことにまだ足元すらもおぼつかない。やたら回復しているライオン男を恨めしく思いながら、もう一人の連れを探すべく頭をめぐらせる。
見れば見事に前のめりに倒れたらしい男が、ようやっと身体を起こすところだった。しかし、なんだか様子がおかしい気がする。
「おい、あんた大丈夫か?」
「ああ」と返事はするものの、どこか上の空だ。全然大丈夫じゃないだろうと内心突っ込みつつも、なんとなくこの男の気がかりに思い至ってしまい、そんな自分に嫌気がさした。

朝、スラムで錬金術師たちがなにやら打ち合わせをしていた。当然、素人の自分に細かい原理なぞが分かろうはずも無いが、しかしかろうじて理解しているのは、こちらの反撃にはいまの親父の一発の後に第二波があって、それを仰せつかっているのがあの旦那だということ。
この男はそれを待っているのだ。否、気にしているのは術者の安否か。
だったら付いて行けば良かったのにという言葉は、どれほど残酷な威力を持つか痛いほど分かるから言わない。
しかし、それならば約束を取り付けるなんなりすればいいだけのことだ。気休めに過ぎないそれが、こういう時に驚くほど効果を発揮するものなのだから。なのに、あのふたりときたら。
事情を知らないライオン男が訝しげに此方を振り返った。
この私にどうしろっていうんだよ!とは思いつつも、この場で頼りになるのは自分しか居ないのだから仕様が無い。
おおかた今朝もうやむやにして別れてきたのだろう。本当に全く仕様のない奴等だよ、あんたも旦那も。

大きく吐息をつくと、もたもたするなとばかりに二の腕をつかんで引き上げる。
「しっかりしろよ。出来る事をするんじゃないのか」
それに…あの旦那が簡単にくたばるわけが無い、と幾分トーンを落として続けると、驚いたような視線を向けられた。
意外にもすんなり立ち上がってくれたことは助かるが、図星指されて固まるのは勘弁願たいと思う。
「そうだな、信じて進むしかないんだな」とつぶやく声は先ほどまでよりもずっとしっかりしていた。
「ああ、ここで手をこまねいていても仕方が無いからな」
ライオン男も加勢する。よしその調子だ、もっと言ってやれ。そう色めきたった瞬間、大総統府の辺りからまばゆい光の柱が立ち上り、四方へと伸びてゆく。
待ち望んでいた第二波だった。
「ほら見ろ、言ったとおりだろ…って、おい」
肩を叩こうとした手が空を切って、バランスを崩しその場に尻餅をついてしまった。
動くんならそう言えと抗議しようとしたが、その安堵の表情にばかばかしくなってしまった。明快すぎて突っ込む気も起きないとはこのことだ。したり顔でうなずいて見せたのもつかの間、いつの間にやら周りに同行者たちの姿は無く…。
「私を置いていくなーっ!」
全部終わったら絶対に迷惑料請求してやろうと心に誓い、先を行く二人を追いかけた。


世話焼きヨキさんの万能ぶりを思い知らされました。なんて使い勝手が良いのかと…。
あと、ドクターはこんなに弱くないし、ちゃんと信じてると思う。話の流れでこんなことになってしまったけれども。
とりあえず思いつきなので、さくっとスルーしていただけると幸いです。


 

 
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