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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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携帯でぽつぽつ打ってみたもの、そのに。
やはり鋼でも医者受でもなかったです。
何かよく判らない代物は追記から。
 

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今日も今日とて腰をかばいながら作業する男に、いい加減しびれを切らして声をかけた。
「アンタ、医者なら自分のこともちゃんとしろよ」
しかし、返ってくるのは穏やかな微笑だけだ。
このまま流されるのも癪に障るので、なおもいい募る。
「自分でどう思っているかは知らないけどよ、アンタは俺等にとっては、元の体に戻る為に必要な人間なんだ。勝手に倒れられたらたまったもんじゃねぇ」
一息に言い切って相手を伺うと、驚いたような表情だ。
おいおい、自覚なかったのか。
「とにかく無理はするなってことだ。
一人で背負ってる訳じゃないんだからよ」
景気付けするようにドンとその細い肩を叩く。
うつ向いてしまったため表情は分からないが、触れた肩から震えが伝わってきて不覚にも狼狽した。
「おい!どうしたんだ」
自分でもどうかと思う程焦燥した声だ。
それを受け、相手はなんでもないという風に首を振った。
―驚かせて済まない。
それから、もう大丈夫だと。
しかし、なだめる様な響きを持ったその返事には、かすかに嗚咽が滲んでいた。
全く、何が大丈夫なものか。
ため息をついて着ていた軍服を頭を覆うような形で投げてやる。
この寒さに涙が凍りついたら、それこそ大変だ。
被せられた上着を即座に返そうとするのを、押しとどめて変体する。
「こうすれば寒さなんてどうってことねーよ」
冗談めかせて大仰に腕を振って見せると、ようやく諦めたようで、押し返す力が抜けるのが分かった。
「…おっさんさ、全部終わったら自分が幸せに為ること考えてもいいと思うぜ」
もっとも、俺らの体を治すの忘れてもらっちゃ困るけどな。
肝心なところを言い継いで相手を見遣る。
くしゃりとその表情が泣き笑いの形に歪むのを、うつ向く一瞬に視界の端に捉えた。
―…ありがとう。
返ってきた声はくぐもっていて、語尾は隠しようもなく震えていたが、気付かない振りをして空を見上げる。
目に映るそれは見事なほど晴れ渡っていた。



心意気だけはジェルソ語りのつもり。
打ち始めたときと全く違うものになってました。
ちなみに最初は、腰痛を抱える医者に傷自重と憤慨→傷に忠告しようとするも医者に止められる、って感じだったんですが。(←はてしなくどうでもいい)
乾いた話ばかりですみません。
らぶいちゃとか無理みたいです。

 

 
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