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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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突然ですが、追記は携帯から発掘されたW(元)少尉さんズの小ネタ3連発です。
物凄いあほなネタです。
奴が馬鹿なんじゃない、書いた私が馬鹿なんだ…。
(V.Dモノとかも見つけましたが、見事に未完でした…。) 

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その1・東方司令部ロッカールーム

「おれ、アンダーは白より黒だと思うんだ」
「あーそうかよ」
「だって、白だとお前の魅力的なボディーラインが透け…ぐはっ!」
「お前はバカかっ」



その2・同、食堂にて

「なぁ、ジャンって呼んで」
「は!?」
「だから、名前で呼んでって…」
「あほらしい」
「減るもんじゃ無し、いーじゃないか、なっ」
「ふーん…まぁ、そうだな。…ジャン」
「!!」
「――じゃん食うぞー!」
「何だよフェイントかよ」
「乗せられる方があほだ」
「ちくしょー」

「…………ジャン」
「うぉあっ!うっかりしてた。もう一回!!」
「お前ってホントばかだよな」




その3・某少尉自宅にて

延々繰り返される不毛な告白にいい加減うんざりする。
いつの間にか至近距離に迫っていた酔っぱらいの黄色い頭を押し退けつつ、もう分かったと返せば、ちっとも判っていないと突っ掛かってくる。
そもそも、相談があるとか言って転がり込んで来たハズなのに、そっちのけで的の外れた告白とはどういう了見なのか。
「だいたいおれが必死で告ってるのにお前、反応無しじゃねーか」
だんだん駄々っ子の様相を呈してきた相手にため息しか出てこない。
仕方ないので、取りなすように俺も好きだと答えてやったら、やはり判っていないの繰り返しだ。
「士官学校のこと忘れたのかよ!?」
詰め寄る相手の眼は不味いことに据わってきている。
退路を確保しようとそろりと床に這わせた手は、敢え無く押さえ込まれてしまった。
「――なぁ」
覚えているんだろ、と此方に向けられた視線は問いかけではなく確認だった。
そして俺は奴の言わんとしていることも理解している。
そもそも忘れられる筈がないのだ。
今も胸の内で燻り続ける想いの始まりを。

背中を通る風と目の前のアイツの顔。
いつも人懐っこい笑顔を浮かべるその顔が、その時はやけに真摯で。
流されるのではなく、自らの意志でそれに応えた瞬間。
吹き込む風がひときわ大きくなって、広がったカーテンが世界から俺達を切り取った。
ややして、離れ行くあいつが耳元に残していったのは、紛れも無く今日と同じ言葉で。
そして、俺は確かに頷いた。
あの時。
それは、甘く苦い青春の1ページ…のはずだった。
それをコイツときたら事あるごとに掘り返してくる。
知るか、忘れたを繰り返す俺に、あいつはあの時と同じ真っ直ぐな視線をよこした。
「けど、おれがずっと覚えててやる、お前の分も」
嗚呼、本当に馬鹿だよお前は――だが、それに絆される俺は救い様のない大馬鹿野郎に違いないのだ。

 

 
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