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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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…ですよね、きこくえんぎかい!
レポだけでも萌えました。
最年少は怪我のため欠場だったらしいですが、演技できない分あちこち…というか主にエースにちょっかいかけていたようで、何か文章見ているだけで微笑ましいです。
そして、前座の漫才を寝転がってみるとか、UP主さんのお前の家か!という突っ込みに笑ってしまった。
同感すぎる。
あと、なかせタンのくだりは無条件で萌え対象です。
最年少の写メに見切れまくってたらいいです!(←それは某所のネタ)
勿論、被写体はエースで。

そんな中、あほな妄想の産物が出来ました。
無駄に長い(当所比)だけあって、ぐだぐだです。
一応、われらがなかせ大佐視点で…。 

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明日は演技会で、久しぶりにかつてのチームメイトたちと顔を合わせることになる。
あの夢の舞台から1ヶ月あまりだというのに、ひどく懐かしい気がしていた。
問題児どもに振り回された日々も、今となっては良い思い出だ。

――などと暢気に考えていた昨日の自分を呪いたい。
集合早々、自らの思い出が多分に美化されていたことを、身をもって思い知らされた。
3日前だかに腰を痛めて演技の出来ないあいつが、出番が無いのをいいことに好き放題している。
憧れの人の演技を食い入るように見つめるのは、まだ良しとしよう。
その視線が少々妙な熱を帯びていることも目をつぶった。
わき目も振らず写メールを撮りまくるのも、まぁちょっとミーハーが過ぎただけとしておこう。
しかし、だ。
あろうことか衆目の中、あの人のシャツを捲くるとは一体どういう了見だ。
恥を知れ、というか自重しろ!ここはトレセンじゃないんだぞ。
一般のお客さんも大勢見に来てくださっているというのに、それをお前は…!
うう、とうめいてみぞおちを押さえる。
きりきりと締め付ける痛みは、明らかに神経性のものだ。
しまった、カバンは控え室に置いてきた。つまりアップ終了まではドーピング禁止ということだ。
見上げる鉄棒がひどく遠く感じる。
それでも気力を振り絞り、なんとか着地までをこなした。
不意にわき起こる拍手に不覚にも胸が熱くなる。
ああ、お客様は神様だ。感謝の気持ちのまま客席に頭を下げた。
この温かい皆様のためにも、あのアウトローめを懲らしめなければならない。
それが、この場で俺に課せられた使命に違いないのだ。

一大決心をして会場内のあいつを探す。
怪我のためあちこち移動できないらしく、入場時に腰を落ち着けたところからさほど遠くはない場所に陣取っていた。
そして、その隣にはあの人が。
今は何事もなく談笑をしているようだったが、油断は禁物だ。
さりげなく、二人のそばに近寄ってみる。
程なくして練習の順番が来たようで、あの人は俺たちに手を上げてその場を去っていった。
しつこくその姿を目で追おうとする視線を遮るように、仁王立ちしてやる。
当然その顔には不満がありありと浮かんでいたが、こちらの知ったことではない。
今は任務の遂行が第一だ。
「お前、さっきのあれは何やねん」
「あれってなんなんすか!それより、そんなとこに立たれると正直邪魔なんですけど」
自覚もない上に、さらに先輩に食って掛かるとは。救えない馬鹿だ、KYだ。
心の中で毒づきつつも、根気よく俺は続けた。
「さっき、あの人のシャツ捲ってたやろうが、こんな…衆人監視の中で」
言葉に出すと、また胃の腑が悲鳴を上げはじめる。
「それがどーしたっていうんすか。ちょっとしたスキンシップじゃないですか」
敵は手ごわい。開き直りと来た。
「どこがスキンシ…」「あー、そっか」言いかけたところを遮られた。
「さては妬いてるんすね」
どこで、そういう結論に至るのか教えて欲しい。というか、誰が?誰に?
その疑問は口にする前に解決した。恐ろしく不本意な結果で。

不意にふわり、と背中にじかに空気を感じる。
「おおー、背中にもホクロおおいっすねー」
能天気な声を追って頭をめぐらせると、いつの間にか背後にあいつが立っている。
そして、その手には俺のシャツの裾が握られていた。
「~~~っ!!!」
あまりの事に声にならない。
必死の思いで、やつの手を振り払ったのは覚えているが、その先の記憶は茫洋としていた。
たまたまその現場を目撃した後輩が言うには、スカートめくりをされた女子のような反応だったらしい。
その話を聞いたあの人には、シャイやな~と無邪気に笑われた。
閑話休題。
とにかく、衝撃の大きさに心ここに在らずとなった俺は、控え室で薬を飲むのも忘れ、さらに本番では鉄棒から落下してしまった。
幸いそのときの痛みで正気に返ったものの、大事なお客様の前で失敗はするわ、醜態をさらすわで本当に散々な一日となってしまった。
帰りのタクシーに向かう途上、口々に談笑するメンバーをひどく遠い気持ちで眺めていると、元凶がすいと近寄ってきた。
「あんな反応したら、いたずらっ子に勘違いされちゃいますよ」
我に返って視線を巡らせると、あいつはひょこひょこと足を引きずりながら、憧れの人の背中に追いついてゆくところだった。
ぶり返す痛みを無意識に手のひらで追っていた。鳩尾からさらに上へと辿ろうとしたところで、そっと下ろす。
そして、本格的に一団から取り残されそうなことに気づいた俺は、慌てて彼らを追いかけた。

 

 
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