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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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読後第一声が「えーっ」でした第100話。
以下、ネタバレ…になるのかな?ということで追記に。
 

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中尉…。ここまで守り続けたものがこんなに呆気なく手のひらから零れるのかと、本当にもう。
安息とか絶対の保証なんてものは幻想でしかないんですね。
身の安全といえば、役目を成し遂げる前の人柱はある意味安全圏なんでしょうが。
前回といい今回といい、何だか物凄い無常感に襲われました。
にしても、あの老人は一体何者なんでしょうね?
ただの人間があそこまで事情に精通している訳は無いと思うのですが。
軍上層部よりも更に高いところにいて、全てに通じているかのような。
全ての糸を引いているのがこの老人だったり、しないかな?なんだかお父様も誰かの入れ知恵でこの国を作ったんじゃないかという気がする。
それまでは、ホムを作って本当に擬似家族として過ごしていたのだとしたら、こんな悲劇は無いと思う。
子供たちの現状を考えるに、手足をもがれたも同然なのだから。

そして強欲皇子。
賢者の石の力を得たのに、何も救えないという皮肉さ。
しかも自らはどんどん人から離れた存在になっていくという。あんなに決死の覚悟で手にした希望が、まやかしだったなんて。
でも、自分の命を使ってという辺りは物凄くぐっときた。
その気持ちだけでフーさんはうかばれると思う。それが王になる者として正しい選択かどうかは別として。
あと、大尉には北の澄んだ空を見せてあげたかったなぁと。
九死に一生を得たあの地下坑道の探索からの帰還後、主と共に見上げた空がこんな所で伏線になっているなんて。
たとえ極寒の地であろうと、彼にとっては大切な帰るべき場所だったのだなぁと感慨深く思う一方で、だからこそ生きてかの地に戻って欲しかったと。
ランちゃんは強かったですね。肉親を失った彼女の辛さは皇子のそれを凌駕するだろうだろうに。
正直、弔い合戦とばかりに無謀にも大総統に挑んでゆくのではないかと心配していただけに、その心の強さには救われました。
守るべきものが何か、それをちゃんと心に刻み付けている彼女の揺るぎの無さは、亡き祖父の教えの賜物なんだろうなぁと。
憤懣やる方ない皇子が人として踏みとどまる唯一無二の切り札として、ランちゃんには生き残って欲しいと思います。

ところで、「この国に錬金術の使える医者は居ないのか」のくだりで、マルコー先生がいるじゃないかと拳を振り上げて主張したくなった訳ですが。
ちゃんと面識あるのに忘れないで欲しいというか、人柱候補と言われつつ完全に蚊帳の外に居るのが何だかちょっともやもやします。
まさかあのまま路頭に迷ったりはしないだろうかと、弟君が抜けてしまって完全に面子的にも本筋を離れてしまう公算が大きすぎることに不安を覚えずには居られない。
でもひとたび戦渦に巻き込まれたらば一気に死亡フラグ立っちゃうからそれも心配だし。何だか物凄く複雑です。
こうなったらば、あの黒幕の老人の弟子設定とかでごり押しするしかスポットの当たる手段はなさそうですね。どうして殲滅戦の時、わざわざマルコーさんに石を作らせたのかと。絶対あの老人、自分でもやり方知ってるって!とか。同じ医療系錬金術しだしとかいろいろいろ…。
以上、扉絵に居ないのはスカーさんの陰に隠れて見えないんだよと自己補完しているドクター好きの本編と関係ない戯言でした。

最後に。冒頭で呆然自失していますが、中尉は助かるに違いないと信じてる。
大佐がこのまま黙って放っておかないですよね。
ただ、守るべき人の犠牲の上に救われたとしたらば、本人にとっては途方もなく不本意この上ないであろうその現実が、今後のこの人の人生に影を落とさないだろうかと危惧してしまうわけで。
大佐にはどうか安易な選択をしないで欲しいと祈るばかりです。いのちとこころと両方を救ってこそだと思う。

 

 
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