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日々の萌えと燃えを吐き出す文字どおり世迷言ブログ
 

 

 
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設定とか完全に無視して書いてみたはがねの医者+金鰤小話をば。
パラレルだけど、どういうパラレルなのかは書いてる人間にも分かっていません。
何でもありだけど大丈夫な方は追記から。本当に色々ありえない感じなのでご注意くださ…い。
 

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「それはまた始末に負えないですねぇ」
ひととおり話を聞いた男は、大仰に嘆息してみせた。
「私にしておけば、事が終われば後腐れなく開放して差し上げるのに」
冗談なのか本気なのか、口角は上がっていたが剣呑な瞳は笑っていない。
テーブルの上に組んでいた掌を芝居がかった仕草で差し出してくる。
そこに刻まれた紋はこの男が紅蓮の二つ名の拠所でもある。その手に掛かればあらゆるものは一瞬で爆音とともに霧散するだろう。
いっそ、そのほうが楽なのではないかとも考える。しかしその手をとる気にはなれなかった。
私が望んでいるのは、決して目の前の男ではないのだから。
動かない私に覆らない意思を悟ったらしい男は、空の手をテーブルのすみに追いやって皮肉な笑みを浮かべた。
「あの朴念仁に洗いざらい告白して、玉砕なさるつもりですか?あなたのその罪深い業を」
「それは…」
その状況が瞬時に頭を過ぎり、言いよどんでしまう。
潔癖な彼のことだ、おそらく蔑み二度と私を顧みることはないだろう。
このまま何も告げずに側に居るのが賢明なのは分かっている。だが、理性では抑えきれないところまで追い詰められているのも事実だ。
悲鳴を上げるこころを、渇望するからだを、あとどれ位誤魔化し続けることが出来るのだろうか。
それでも、どんなことがあっても彼を失いたくはないのだ。
出口の見えない闇を当て所もなく彷徨っている私を哀れみと嘲りのこもった瞳が見つめている。

「馬鹿な人だ。答えはとうの昔に出ているのに」
哂ったのは目の前の男か、それとも自分だったのだろうか?



本編の世界ではありません。
ですので告げたかったのは、殲滅戦云々の話とは無関係です。
愛の告白というよりは、もっと即物的で爛れたものだと思っていただければ…orz
書き逃げといてあれですが、こんなビッチなドクターは嫌だ。

 

 
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